眠れない夜

昨夜は久々に言葉で頭が埋めつくされて眠れなかった。
「話し言葉」のように重さが不明確で浮遊しているものではなくて、「書き言葉(文字・記号)」で頭の隙間にどんどん蓄積されていってしまうような、そんな類いのもののせいだ。
こっちが口を挟むすきもない位に問答無用で、文字の塊を落としてくる。そしてそれがまた芋づる式に新たな文字を連れて、落っこちてくる。こういう時、体は疲れていても眠くはない。けれどそんな過剰に高揚した状態では思考に指先(思い浮かんだ言葉を携帯にメモる作業)が追い付かない。いや、追い付くけどそんなん最後まで付き合ってたら収拾つかなくなる。
それにしても今使ってる携帯のメモ帳は、一件に書き込める文字数が半端なく少ない。430字って何だよ。改行入れたらものの数行で終了だよ。無駄に件数ばかりが増えちゃうじゃないか。こういうのってスペック表に載ってたっけ？てかこんなような日記、以前にも書いた気がするような…しないような…。
とにかく何が言いたいのかというと、前述のような夜があったおかげで二か月ぶりくらいに納得できる詩が書けて嬉しいよ、って話です。