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みぞおちの辺りが甘い食べ物ばかり欲してる   HN:みつや
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等身大でいられる服を
地元のセールス品の中だけで探してた


シフトチェンジしなければと急かされて
それでもまだ
軌道修正できるきっかけが訪れるのを待ってる


ただの少女だったあの頃の自分
思い出す度 こむら返り


それでもまたループして
私はそこへ、いかなければならないのか


今はまだ
他人が捨てるゴミを手にしてニヤつくような
我を忘れた奴でいたい


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ネズミもどきの尻尾を付けて
尻を振る お遊戯会
一人だけ身体の色が違うからと
恥ずかしながらも 引きずり出される



何を歌えばいいかわからない
というよりこんな歌は知らない
だから
これはこれ、それはそれ、仕方がない



嫌味にならない同情を切り売りして
泣きながら彼女の反応を伺う
申し訳半分の気持ちで



平気で嘘を吐きながら
あれもそれも私のものだとかき集め
生きてもいないぬいぐるみを「飼ってる」



数々の過去を紙に書いて燃やし
ルーツを探し始める ハタチ



小さく寂れた教会の 十字架が見下ろす先は
緑が茂る 丘の上
子供のように笑った君
くるくる吹き抜ける風に
髪が優しくゆらめいていた



親鳥がひな鳥を寝かす頃
ないしょ話を囁き合った
笑った君の表情と 僕の表情とが
似ていれば良いと思った


睫が落とす影の黒は
僕がこれまで見たどんな影より暖かかった



そっと近づく手と手のわけは
地球が気付かぬうちに回っているくらい 自然なことだった




恋をしていた 恋をしていた
星になった 君を見上げて
心が焼ける思いがした



伝えられなかった一言を
空に向かって絞り出した



胸の熱が冷めて固まるまで・・・
君の光の下で眠ろうと思った

満月映る 月夜の川辺
衣の破けた青年が
笹舟に霞の花を浮かべ 


蛍のじゃれ合いと 葉音の中で
小さく哀傷歌を口ずさむ
「痛い」と言う間もなく亡くなった
寸秒前の己にむけて


兎の毛のような 霞の花の血管が
糸を切るように弾け
鮮やかな緋色の血が つと流れた


紅に染まったその花は
母御に感謝の意をこめて贈るという
異国の慣わしの花に似て
幼き日々を 思い返した


お母さん 生きることは痛いです


それでも僕はまだ
月と太陽に焦がれることを やめることができません


今日もまた
小さく哀傷歌を口ずさむ
「痛い」と言う間もなく亡くなった
己の弱い心にむけて


駅のホーム
電車のドアが開く位置
足元には
等間隔に「乗車目標」と書かれたプレートが貼られていた


毎朝空いている車両めがけて走り、滑り込む
私たちの気持ちをよくお解りで。


あれ、これあなたが貼っているんですか
初めてみましたよ、私。
ホームの凹凸に密着するように
接着剤でプレートをくっつけた後、
上からトンカチで打ち付けているんですね
いやー知らなかった。


お兄さんお兄さんー
そんな一枚ずつとは言わずに、
ここらへんにももう一枚貼ってくださいよ
目標は 近いほうがいい






実際に、このプレートを貼り作業をしている方を見ました。
そう滅多に見られるものではないので、ちょっと嬉しく思いました。
でも、剥がす時はどうするんでしょうか?
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